このブログは、60代以上のシニアニア世代の方に、「AI(人工知能)」をわかりやすく、楽しく知っていただくために作りました。「AIって難しそう」「若い人向けの話でしょ?」と思っている方こそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
実はAIは、スマホの天気アプリや音声検索、テレビの録画予約機能、カメラの自動補正、病院の診断サポート、銀行の自動音声案内など、生活のあちこちにすでに使われています。これからの暮らしをもっと便利にするために、知っておくと得する「AIの基本」を、シニアにも優しい形でお届けします。
【目標】
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AIとは何かを知る
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AIがどんな場面で活躍しているかを知る
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AIを上手に使う方法を学ぶ
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AIとの付き合い方を考える
【おしゃべり感覚で学ぶAI】 このブログは、「先生が黒板の前で教える授業」ではありません。「おしゃべり好きなご近所さんが、最近知った面白い話を教えてくれる」感覚でお届けします。
「最近こんな便利なものを見つけたの!」と話しかけるような感じです。「へぇ~、それ知りたかった!」と、少しでもAIが身近に感じてもらえたら嬉しいです。
【テーマ一覧】
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AIってそもそも何?ニュースでよく聞くけど…
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こんなところにAIが!暮らしのAI探し
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AIができること、できないこと
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AIは怖くない!シニアの味方になる使い方
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こんなに簡単!シニア向けAIアプリ・サービス
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AIを使う人と使わない人で広がる暮らしの差
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実はAIにも種類があるんです
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AIとこれからどう付き合っていく? 〜シニアならではのAI活用術もご紹介〜
本日の科目
今日は「AIの種類」についてお話します。
テレビCMやチラシなどで、「AI技術搭載!」と宣伝されている家電やサービスをよく見ますよね。でも「AI」とひとまとめに言われても、実はいろんな種類があるんです。今日はその違いをわかりやすくお伝えします。
◆強いAIと弱いAI 【強いAI】 これは、ドラマや映画に出てくる「自分で考えて、判断して、会話もできるロボット」のイメージです。昔の「鉄腕アトム」や「ドラえもん」を思い浮かべると、わかりやすいかもしれません。ただ、これはまだ研究中で、実際にはほとんど使われていません。
【弱いAI】 こちらは、すでに身近にあるAIです。スマホの「明日の天気は?」に答える音声アシスタントや、写真を自動でキレイにする機能も、全部「弱いAI」です。特定の仕事をきちんとこなすのが得意なAIです。
◆特化型AIと汎用型AI 【特化型AI】 「これだけは得意!」というAIが特化型AIです。顔を見分ける、音声を文字にする、渋滞を予測するなど、専門分野を持つAIです。今、私たちの暮らしで活躍しているのは、ほとんどこの特化型AIです。
【汎用型AI】 掃除も料理も運転もできる「万能選手」のようなAIが汎用型AIです。ですが、これはまだ研究途中。未来のAIとして期待されています。
◆知能レベルでも分けられます 【ANI】 これは、今すぐ身近にある特化型AIと同じです。特定のことに特化して働くAIです。
【AGI】 これは、人間と同じくらい何でもできるAI。私たちと一緒に考えたり、判断したりするAIです。こちらも未来のAIですね。
【ASI】 こちらは、人間よりもはるかに賢い「スーパーAI」です。まだ研究中ですが、いつか本当に登場するかもしれません。
◆まとめ AIは1種類じゃなく、いくつものタイプがあります。だからこそ、自分に合ったAIを知ることが大事なんです。でも、大事なのは「どのAIが便利で、暮らしに役立つか」です。
次回は、「AIが得意なこと・苦手なこと」をテーマに、もっと身近で具体的なお話をお届けします。
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